なぜプログラミング教育が必要とされているか

プログラミング教室グローアップの杉本です。

プログラミングが必要とされる理由は、これからの社会で人と機械の役割がどう変わっていくかや、情報技術が生活に深く入り込んできて、今や必要不可欠になったことと関係があります。

今でも、わたしたちの身の回りにある多くのものはプログラムで動いています。ゲームやスマホといったコンピュータものはもちろん、テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった家電や、鉄道、自動車、荷物の配送、工場でのモノづくりもプログラムで動いています。これからもっと技術が進んで、多くの仕事がコンピュータやロボットを使ってプログラムで動くようになっていくでしょう。

そのうち世の中には、ITやコンピュータと関係のない仕事はほとんどなくなると思います。そんな社会のなかであなたがほしくなるものは、お店で売られるものはどんなものになっていくでしょうか。もっとIT化されたもの、今よりもっと自動化されたものに変わっていくでしょう。企業のモノづくりも大きく変わっていきます。

プログラミング言語を学習するわけではありません!

このように、将来はたとえどんな仕事を選んだとしても、プログラミングをはじめとする情報技術の知識は必ず必要になります。プログラミング教育は、情報技術と切り離すことができない社会の中で必要となる「プログラム的思考力」を身につけるものです。

小学生のときにプログラミング教育で身につけるべきことは、プログラミング言語やコーディングのやり方を覚えることではありません。特にプログラミング言語なんてその時代に合わせて変わりますから、小学生が大人になる頃には、今主流で使われている言語はもう使われなくなっている可能性が高いです。

身につけておくべきことは、自分で考えたことをプログラムをつかって形にするときに必要な力です。それが論理的思考力や発想力、問題解決能力などです。そしてこれからの時代に求められる資質や能力である「プログラミング的思考」です。これらを身に付けておけば、情報社会の中で柔軟に対応できるようになります。

社会に出る前に情報技術について知っておく

世の中の仕組みの、大切な部分は情報技術で作られています。小学生のうちに情報技術の仕組みに触れて、それを知った上で社会に出ていくと、とても大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。